園の設計をしてくださった安井さんから、竣工祝いが届きました。
ポーランド東北部にあるヤノフ村で作られたタペストリー『生命の樹』です。
4月にあった「ヤノフ村の織物展」(於:「のこぎり二」篭屋)で購入したものが、京都の巡回を経て、園に送られてきたのです。
『生命の樹』(2018 アリチア・コハノフスカ)
世界各地で見られ、神話的要素の強い「生命の樹」。
オーク(楢)の木の下に村の人びとが集い、楽器を奏で、歌い、踊る、たのしげな様子が織られています。
村の幸せな光景をそのまま「生命の樹」として織ったヤノフ村らしい織物です。(以上、展覧会の解説より)
販売元のSLOW ART様からは、
「生命と喜びにあふれた村の風景は、幼稚園にぴったりだと思います。」とメッセージを贈っていただきました。
さまざま素敵なタペストリーがあるなか、決め手になったのが、こちら。2年前から、入園説明会に使っているイラストです。
このイラストを使って、「乳幼児期は、生涯にわたる人格形成の基礎が培われる重要な時期」と幼稚園教育要領にあるように、基礎である「根っこ」を育てる園生活でありたいと説明しています。
日々『生命の樹』を見ることで、大切にしたいものを確認していきたいと思います。
同じときに購入したタペストリーです。
こちらは、いち早く4月当初から、2歳たんぽぽ組の入り口に飾られています。