5月8日から始まったお米作りも、これで最終報告になります。
炊く前に、書きためた観察日記を見返しました。
「種もみひとつから、たくさんのお米になったね。」と話すと「しまった。(種もみを)残しとけばよかった!」と言う声があがりました。
精米は、父親参観で使った麺棒を半分にカットしたものと、ビールジョッキの「お父さんセット」を使って行いました。そのため、真っ白にはならず、一見「炊き込みご飯」(子ども達の感想から)のように見えます。
においをかいだ子からは、「なんだか、きなこのにおいがする」と言う声がちらほら出ていました。
上白ではないために、割としっかり胚芽が残っていました。
こうしてしっかりお米を見る機会も初めての子もいるかもしれませんね。
職員にしても、今回初めての挑戦です。いろいろな気づきが得られたようです。
300グラム(だいたい2合)のお米を炊いて作ったご飯。
それを30等分しておにぎりを作ったら、この大きさのものができあがりました。
いつも野菜の収穫は他のクラスと分け合いますが、今回はごめんなさい。さくら組だけで食べますね。
「いただきまーす!」の声でいっせいに食べ始めます。
ひと口でペロリっと食べる子、少し少し分けて食べる子、しっかりと胚芽を確認する子、とてもおいしそうに食べていました。
大切に持っていたせいか、こんな手になってしまう子もいました。
手に付いたご飯も、これはこれでおいしそうですね。